スペイン旅行記 その2～バルセロナ～ガウディは楽しい

9月7日　スペイン2日目
今日からいよいよ観光スタート。

まずは一番楽しみにしていた有名な建築家アントニオ・ガウディの建築物を訪ねます。

車窓からラブちゃん発見。





この建物は病院です。
ガウディ作ではありませんが、なんとも洒落た外観ですね～。

（追記：この病院は、サン・パウ病院。ガウディのライバルといわれたドメネク作です。）



またまた車窓から。
朝の散歩を飼い主と楽しむワンちゃんをたくさん見かけました。



グエル公園に到着しました。

ガウディの生涯のパトロンであるエウセビ・グエル氏が、
バルセロナの郊外にイギリス風の閑静な住宅街を造ろうと考え、
約20haもの土地を購入しその設計をガウディに依頼。
しかし資金面の問題やグエル氏の死去に伴い計画は中断してしまいます。
1922年に公園としてバルセロナ市に寄贈、1984年にユネスコの世界遺産として登録され
現在に至ります。

公園内にこんなかわいらしい立て看板が。
残念ながらスペイン語、全くわかりません
最後の“Gracies.”は　“ありがとう”というイミですね。



こちらはガウディが自分の自宅として建てたものですが、
現在はガウディ博物館として利用されています。



中央広場にやってきました。
朝日に照らされたベンチがとてもきれいです。
ここはかなり高台にあるので、遠くにサグラダ・ファミリア教会が見えます。



このベンチは色とりどりの破砕タイルが使われています。
ほんとに色鮮やかできれいです。

お菓子の家みたいな建物は、右が管理事務所で左が門番小屋です。
「ヘンゼルとグレーテル」に出てきそうな建物ですね。



この回廊は大きな波をイメージして作られたそうです。
斜め～。



中央入り口にあるトカゲのモザイク。
柱の上に先ほどの広場が乗っかってる感じです。



公園内は緑が豊かでかなり広いです。
他にもおもしろい形のモニュメントがたくさんあって、全く飽きない。
朝早かったので観光客はまだ多くはなかったのですが、
普通に犬の散歩やジョギングを楽しむ人の姿を見かけました。
世界遺産でありながら、市民の憩いの場として活用されているなぁと感じました。
ガウディといえば、これから訪れるサグラダ・ファミリアくらいの知識しか知らなかったのですが、
ここはよかったですね～。



さてまたまた車窓から。
女の子がショーウィンドウを覗きながら歩いているので
ワンちゃんはその都度立ち止まって待ってます。



・・・多分、”拾ってね”　というイミでしょう。



ドーン
聖家族（サグラダ・ファミリア）教会です。　2005年　世界遺産登録

1882年に、貧しい人々のために聖家族に捧げる贖罪教会として着工。
初代の建築家はフランシスコ・ビリャールで、その翌年に31歳のガウディが引き継ぎます。
当時は必ずしも熱心なカトリック信者とはいえなかったガウディですが、
この仕事に携わってから敬虔な信者となったそうです。
結局この仕事は1926年で亡くなるまでライフワークとして関わることになります。

ガウディは細かな設計図を残していなかったので、
彼の死後は弟子たちやその時代ヾの建築家たちが残された大まかなデッサンや想像（?!）で
現在も造り続けているそうです。
それってガウディが思い描いてたものとはちょっと違ってたりして・・・（笑）
完成すれば、イエスの12使徒を象徴した12本の塔が建つそうですが、
現在は8本が建ってます。



生誕のファサード。
この門の作業には日本人彫刻家の外尾悦郎氏も関わっています。

しかしものすご～く気の遠くなるような細かさです。
これが人の手で造られてるなんて～すごすぎます！



生誕の門の向かって右側に、羊飼いたちですかね～（忘れてしまった）
ワンちゃんを見つけました。



教会内部です。
あちこちに櫓が組まれてて、まだまだ工事中～。
でもステンドグラスがめっちゃきれいでした

中にはエレベーターが2機あるのですが、1つは故障して半年ほど放置状態らしい・・・。
残りの1つには長蛇の列。
残念ながら、上からの見晴らしは諦めです。

完成までこのペースやと、あと30年ほどと言われてるそうですが・・・
ほんまにできんのかな？
10ユーロの入場料が寄付となり、建築と修復を平行して行っているそうですよ。



バス移動。車窓から～



左：カサ・ミラ　　1984年世界遺産登録　　マンションです。直線部分が全く無い建物。　　　　
右：カサ・バトリョ　　　2005年世界遺産登録　
　　　
どちらもガウディの作品。
見てて楽しすぎます


l
アントニオ・ガウディの作品群を堪能したあと、お昼を食べてからバスで一路バレンシアを目指します。



途中のタラゴナで「ラス･ファレラス水道橋」に寄りました。
2000年に“タラゴナの考古遺跡群”として世界遺産に登録された遺跡群のひとつです。
通称「悪魔の橋」と呼ばれているそうですが、現在は修復中。
・・・確かにこの高さは怖いです。



長いバス移動でしたが、やっと19時ごろにバレンシアのホテルに到着。
でもまだ外は全然明るいんです～。

ホテルの近くのスーパーへ買出し。
これ、こっちのスーパーの買い物カゴ。
底にキャスターが付いてて持ち手を長くして使えます。便利やしラク～
モノが少ないときは、ふつうに腕にかけることもできます。
おもしろいね～。



スペインといえば、パエリヤ！
でも実際にはスペイン料理というよりはバレンシア地方の郷土料理なのだそうです。
しかも“海鮮”ではなく“チキン”が主流だとか。
というわけで、チキンのパエリヤです。
正直チキンはあまり得意ではないのですが、なかなかおいしかったです。
お腹いっぱいになって、おやすみなさい～。
明日はグラナダです。

つづきはまた後日。

最後に、「今日のはなじろう」

コメント 8

ガウディさんは、たくさんの作品残しているンですね☆

教会内部のステンドグラスがめっちゃきれいです～！！

昨日のはなじろうｸﾝ、つぶらな瞳がたまらない～♪
by ゴンりんﾏﾏ (2009-09-16 08:17) 

８歳おめでとうございます。
また一年恙無く過せますように。
やっぱ美味しいプレゼントが最高だね！

スペイン人はパエリアをランチだけに食べるって聞いたんですが本当ですか？
by 梅松父 (2009-09-16 09:58) 

街並みや歴史的建造物が素敵ですねー、スペイン行ってみたいなー。
はなじろうくん今日も可愛いです(*＾▽＾*)
実家が京都なので、またお散歩のお話も楽しみにしてまーす。
by まりも (2009-09-16 17:43) 

ゴンりんママさま
今回の旅行で一番楽しみにしてたのがガウディの建築物なんです。
教会内外ともに本当に素晴らしかったですよ。
はなじろうはアップになると、やっぱり年とったな～と思います。
by ten (2009-09-16 23:21) 

梅松父さま
ありがとうございます。
これまで散々服やらおもちゃやら買ったので、ネタ切れ（笑）
毎年高級お肉は買ってますが、モノがない分ちょっと奮発しちゃいました。
人間もおこぼれにあずかりました～（笑）

スペイン人のパエリヤ事情は、ちょっとわからないです～。
どうなんでしょ？
by ten (2009-09-16 23:27) 

まりもさま
ここ数年は海外はヨーロッパ方面なんです。
（去年はエジプトに行きましたが）
あちらは石造りの建物文化なので、古いものが多く残ってて
町歩きがとっても楽しいです。
実家京都なんですか！また昼間の活動が増える季節になったので、
はなじろう日記もお楽しみに～。
by ten (2009-09-16 23:32) 

すてきな建物や、景色がいっぱいですね＾＾。
スペインは行ったことがないですが、
いつか行ってみたい場所です＾＾
サグラダ・ファミリアとか、ガウディの建築物とか学生のころ
友達とよく写真集を見ましたっけ＾＾。
しっかりわんこも写真に収めているあたりがさすがですね！
by まり (2009-09-21 09:43) 

まりさま
ワタシもいつか行ってみたい～と何となく思ってたのですが、
今回行き先が決まってからあまり時間がなくて下調べほとんどせずに
出かけたんです。
ガウディもサグラダ・ファミリアくらいしか知らなかったんですが、
本当に素敵な建物でいっぱいでしたよ～♪
ワンコも出先では見つけては撮ってましたが、大方ブレブレ（笑）

by ten (2009-09-21 15:03)