頭部MRI検査の一日〜小脳の腫瘍 [はなじろう病院日記]
ツラツラと書いてたのですが、途中でまとまらなくなって下書きに閉まってた記事。
ちゃんと書きたいと思います。
長いですけど、よろしければお付き合いください。
11月21日金曜日は初めての全身麻酔でのMRI検査でした。
朝から静かに充電してました。
車で1時間弱のドライブ。
higさんにまたお供してもらいました。
KyotoAR獣医神経病センターに到着。
それにしてもいい天気でした。
麻酔の導入時までは院内で待機。
30分ちょっとしてこれからいよいよかけますと。少しして安定したとのことで、検査の間にお昼ご飯。はなじろうは絶食やったのに…ゴメン>_<
12時20分くらいでした。
13時55分に病院に戻ってきました。
数分で奥からはなじろうが抱っこされて現れました!もっとボーっとしてるかと思ってましたが、意外にしっかり。もうしばらく酸素の部屋でゆっくりしてからね…と、再び奥へ。
そしてこちらは検査結果を説明してもらいました。
結果は、やはり右小脳の腫瘍。
第4脳室に見られる、脈絡叢乳頭腫というちょっと珍しいタイプのものらしい。
そして先生の予想以上に進行しているようです。逆に言うと、よく頑張ってるなと思うと言われました。
はなじろう、もう随分頑張ってたんや…。
今回も丁寧に説明していただきました。
手術での切除はできない場所なので、治療は放射線しかないのですが、それは初めからするつもりはありませんでした。
ただ、一縷の望みに賭けたい気持ちも正直よぎりました。飼い主の気持ちとしては、もちろんできるだけ長生きしてほしい。思いのほか効果の見られた症例もあったとお聞きしましたので。
でも腫瘍が消えてなくなるわけではなく、一ヶ月で再発するか数ヶ月もつか。
完治しないのに、毎回全身麻酔下で1日預けての延命。果たしてそれがはなじろうにとって幸せなことなんやろか…⁇
やはり、積極的な治療はしないことに決めました。でも何もしないわけじゃなく、できるだけはなじろうが快適に過ごせるようにしてあげたい。
そのために、まずステロイドは切れません。
一日以上ステロイドを飲ませてなかったときに起こった右前足のピーンは、恐らく小脳ヘルニアを起こしかけてたのだろうと言われました。
完全にヘルニアを起こしてしまうと、まず元には戻らないそう。そのままで寝たままになるか、息が止まるか。
たとえ戻ったとしても、発作の間隔はもっと短くなるでしょうと。
ステロイドで炎症を抑えることで、とりあえずその状態にもっていかないよう回避。
これで効果がなければ、イソバイドという脳圧降下剤を使うことも視野に入れます。
よっぽどであれば、一日お預かりして一気に脳圧を下げる点滴をすることもできますと。
あとははなじろうと楽しく過ごせる時間をたくさん作りたいと思います…。
診て下さった先生の以前飼ってたワンちゃんも、脳腫瘍だったそうです。
こんな仕事してますが、何もしませんでしたねと。家族と過ごす時間を優先されたそうです。
歩けないけど、散歩にも行きましたと。
少し勇気をいただきました。
KyotoARさんは神経専門の病院でありますが、今後の方針が決まったのであとは主治医の先生と投薬や急変時の対応など相談してくださいとのことでした。
恐らく今回で受診は終わりだと思いますが、たった2回でしたが本当によくしていただきました。来てよかったです。
ありがとうございました。
さて、そうと決まれば主治医の先生と相談です。さすがにお話しの途中からメソメソしてしまいましたが、運転して家に帰ってアルバさんに行かないとです。
麻酔後の状態の確認もしてもらわないと…。
ま、元気に車の中でも過ごしてたので大丈夫と思いますが。
一旦帰宅して帰ってきて休憩してから、アルバさんに行きました。状況はARの先生とやりとりしていただいてたので、話しは早いです。
まずは麻酔後の飲食については今日はお水だけにしてご飯は明日から。
お水を飲まなければ、点滴のルートが入ったままなのでそこから点滴か背中の皮下注射か。
ステロイドも朝一回服用で10日分処方してもらいました。
あとは、急変時…。この状態では今すぐどうということはないと言われましたが、とりあえずARの先生から聞いた体位になって様子がおかしかったらすぐ連絡を、ということでこの日は落ち着きました。
あとははなじろうの危険回避のための環境整備。もうすでにリビングはほぼタイルマットを敷き詰め、倒れこみそうな所にはクッションを置いたりぶつかり防止クッションを貼ったり。
もういっそのこと、ヘッドギア被らんとあかんな〜なんて言うてますが(笑)
急に体重も減ったので、病気に負けない体力をつけるためにご飯も考えないと。
あとは、できるだけはなじろうの前では笑顔で。これが一番難しいかも(´・_・`)
長い一日でした…。
先週に引き続き付き添ってくれたhigさん、ありがとう(^_^)
ひとりではきっとずっと帰り運転中もメソメソしてたと思う…(アブナイ!)。
はなじろう検査中の時間に見た青空と飛行機。
こんな風に、ビューンとした気持ちでいかないとね( ´ ▽ ` )ノ
気にかけていただいた皆様、こんな結果でしたが、はなじろうは生きる気力に溢れてます!
ワタシはできる限りサポートするだけですね。
一緒に楽しく過ごせるようにしたいと思います。
長文読んでいただき、ありがとうございました。
ちゃんと書きたいと思います。
長いですけど、よろしければお付き合いください。
11月21日金曜日は初めての全身麻酔でのMRI検査でした。
朝から静かに充電してました。
車で1時間弱のドライブ。
higさんにまたお供してもらいました。
KyotoAR獣医神経病センターに到着。
それにしてもいい天気でした。
麻酔の導入時までは院内で待機。
30分ちょっとしてこれからいよいよかけますと。少しして安定したとのことで、検査の間にお昼ご飯。はなじろうは絶食やったのに…ゴメン>_<
12時20分くらいでした。
13時55分に病院に戻ってきました。
数分で奥からはなじろうが抱っこされて現れました!もっとボーっとしてるかと思ってましたが、意外にしっかり。もうしばらく酸素の部屋でゆっくりしてからね…と、再び奥へ。
そしてこちらは検査結果を説明してもらいました。
結果は、やはり右小脳の腫瘍。
第4脳室に見られる、脈絡叢乳頭腫というちょっと珍しいタイプのものらしい。
そして先生の予想以上に進行しているようです。逆に言うと、よく頑張ってるなと思うと言われました。
はなじろう、もう随分頑張ってたんや…。
今回も丁寧に説明していただきました。
手術での切除はできない場所なので、治療は放射線しかないのですが、それは初めからするつもりはありませんでした。
ただ、一縷の望みに賭けたい気持ちも正直よぎりました。飼い主の気持ちとしては、もちろんできるだけ長生きしてほしい。思いのほか効果の見られた症例もあったとお聞きしましたので。
でも腫瘍が消えてなくなるわけではなく、一ヶ月で再発するか数ヶ月もつか。
完治しないのに、毎回全身麻酔下で1日預けての延命。果たしてそれがはなじろうにとって幸せなことなんやろか…⁇
やはり、積極的な治療はしないことに決めました。でも何もしないわけじゃなく、できるだけはなじろうが快適に過ごせるようにしてあげたい。
そのために、まずステロイドは切れません。
一日以上ステロイドを飲ませてなかったときに起こった右前足のピーンは、恐らく小脳ヘルニアを起こしかけてたのだろうと言われました。
完全にヘルニアを起こしてしまうと、まず元には戻らないそう。そのままで寝たままになるか、息が止まるか。
たとえ戻ったとしても、発作の間隔はもっと短くなるでしょうと。
ステロイドで炎症を抑えることで、とりあえずその状態にもっていかないよう回避。
これで効果がなければ、イソバイドという脳圧降下剤を使うことも視野に入れます。
よっぽどであれば、一日お預かりして一気に脳圧を下げる点滴をすることもできますと。
あとははなじろうと楽しく過ごせる時間をたくさん作りたいと思います…。
診て下さった先生の以前飼ってたワンちゃんも、脳腫瘍だったそうです。
こんな仕事してますが、何もしませんでしたねと。家族と過ごす時間を優先されたそうです。
歩けないけど、散歩にも行きましたと。
少し勇気をいただきました。
KyotoARさんは神経専門の病院でありますが、今後の方針が決まったのであとは主治医の先生と投薬や急変時の対応など相談してくださいとのことでした。
恐らく今回で受診は終わりだと思いますが、たった2回でしたが本当によくしていただきました。来てよかったです。
ありがとうございました。
さて、そうと決まれば主治医の先生と相談です。さすがにお話しの途中からメソメソしてしまいましたが、運転して家に帰ってアルバさんに行かないとです。
麻酔後の状態の確認もしてもらわないと…。
ま、元気に車の中でも過ごしてたので大丈夫と思いますが。
一旦帰宅して帰ってきて休憩してから、アルバさんに行きました。状況はARの先生とやりとりしていただいてたので、話しは早いです。
まずは麻酔後の飲食については今日はお水だけにしてご飯は明日から。
お水を飲まなければ、点滴のルートが入ったままなのでそこから点滴か背中の皮下注射か。
ステロイドも朝一回服用で10日分処方してもらいました。
あとは、急変時…。この状態では今すぐどうということはないと言われましたが、とりあえずARの先生から聞いた体位になって様子がおかしかったらすぐ連絡を、ということでこの日は落ち着きました。
あとははなじろうの危険回避のための環境整備。もうすでにリビングはほぼタイルマットを敷き詰め、倒れこみそうな所にはクッションを置いたりぶつかり防止クッションを貼ったり。
もういっそのこと、ヘッドギア被らんとあかんな〜なんて言うてますが(笑)
急に体重も減ったので、病気に負けない体力をつけるためにご飯も考えないと。
あとは、できるだけはなじろうの前では笑顔で。これが一番難しいかも(´・_・`)
長い一日でした…。
先週に引き続き付き添ってくれたhigさん、ありがとう(^_^)
ひとりではきっとずっと帰り運転中もメソメソしてたと思う…(アブナイ!)。
はなじろう検査中の時間に見た青空と飛行機。
こんな風に、ビューンとした気持ちでいかないとね( ´ ▽ ` )ノ
気にかけていただいた皆様、こんな結果でしたが、はなじろうは生きる気力に溢れてます!
ワタシはできる限りサポートするだけですね。
一緒に楽しく過ごせるようにしたいと思います。
長文読んでいただき、ありがとうございました。
2014-11-22 23:48
nice!(3)
コメント(2)
tenさん (>_<)
はなじろうちゃんとtenさん 検査お疲れ様でした (初日もコメントさせて頂いたのですが消えちゃったかな)
う~(TT) tenさんはなじろうちゃんがんばってますーー
すごいです。
はなじろうちゃーん
すみません、何も言えなくて…
小脳ヘルニアなんてあるんですね 初めてききました
tenさんの機転で回避できてよかった…
by くまんご (2014-11-24 00:20)
くまんごさま
コメントありがとうございます。
直接ご報告できなくてすみません>_<
そうなんです、実ははなじろうは既に頑張ってたのです…。
先生も、状態からもう少し小さい(腫瘍)と思ってたって。
うう〜助けてあげられなくてゴメンとしか言えない…。
くまんごさんのお気持ち伝わってます!
ももちゃんを看てあげてたのですから…ワタシも頑張ります。
by ten (2014-11-24 00:42)