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京都市動物フォーラム 2016 [飼い主の日記]

今週に入って寒暖差が10度もある…暖かいのに慣れた後にまた寒くなるのは応えますよね。
みなさま、体調崩されませんように。

さて先日の日曜日、毎年恒例になった京都市獣医師会によるフォーラムに参加してきました。

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ほぼ毎年参加してます。
今回のテーマは、犬アトピー性疾患と京都動物愛護センター&夜間救急センター、そして神経病とどれも興味ある内容でした。

フレンチブルは皮膚病やアレルギー疾患に罹りやすいと言われますが、はなじろうは幸いアレルギーに苦しむこともなく過ごせました。
神経系疾患に関しては、今回の講師がkyotoAR獣医神経病センターの先生。はなじろうのセカンドオピニオンで担当の先生は違いましたが大変お世話になった病院です。なので、お話の内容も実体験としてとらえやすかった。
高齢のワンちゃん特有の症状、たとえば
・よく寝る ・おとなしくなった ・性格が丸くなった ・ヨロヨロした歩き方 ・震える など。
でも実はこれらの症状は、脳や脊髄といった中枢神経になんらかの異常がある場合に起こる症状ともいえるのです。
うちのはなじろうも、はじめは足が滑ったりするのを見て「さすがに元気やいうても13才やし、年のせいかな。」と思ってました。でも見てるとヤル気がないわけではなく、思うようにいかないでいるみたい。
そこで月一回のフィラリア投薬の受診のときについでに相談してみた、そこから始まったのでした。

今回の先生のお話しに、うなずけることばかりで色々思い出しましたね。
もう少し早く先生に相談して専門医を受診してればと思うこともありますが、
やはり年齢を考えても仕方なかったのかなと自分を納得させてます。
ARの先生からも、よくこの年で連れてきてくれましたね、普通はこの年やと何もされない受診もしない場合が多いです、と言われました。
講演でも、犬の神経系疾患の罹患率は3.4%(猫は0.6%)だが、実際はもっと多いはずとおっしゃってました。

ただ、しんどくないように過ごせるケアをもう少ししてあげられたんではないかと・・・
そこははなじろうに申し訳なく思うところです。

動物は自分で訴えることができないので、やはり飼い主がきっちり見てあげないといけない。
改めて思いました。
はなじろうにしてあげられなかったこと、いつか我が家にやってくるワンコにはちゃんとしてあげなくちゃですね。



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コメント 4

うさこ

よく寝る なんてシニアになったら当然と思ってしまいますよね。というか思います。
それを病気だったかもなんて分からないですよ、普通。(^^)
ふらつきや震えるは病気か寒いかと思っても。。
うちも前年からおもらし よくしてました。思えばその時からもっと詳しく調べてたら違ったかとか、ももが癌におかされてからは後悔しましたがそんなの後からいくらでも言えるのですよね。
病院でも加齢によるもの的扱いだったし その時は後でああなるとは思ってもみませんでしたが、その時その時で最善をtenさんも私も尽くしたからそれがベストだと思います。(^^)
by うさこ (2016-03-14 10:33) 

ten

うさこさま
今回の講演では思い当たることがありすぎたのですが、やっぱり老犬の特徴と神経系疾患の症状はよく似てるのですよね。ワタシの周りでも、多分脳の病気やったろうけど何もしなかったという人もいはります。検査するもしないも積極的治療するもしないも、飼い主次第です。でも大切なのはその時々でしっかり悩んで考えて、できるだけ後悔の少ない選択をすることですかね。もちろん愛犬の安楽を最優先にした上で。確かに後から何とでも言えるししああすればよかったと思うこともたくさんありますが、その時はそれが精一杯の選択やったと信じたいですね。うさこさんも、ももちゃんの事をよくよく考えて色んな決断をされたと思います!
by ten (2016-03-16 15:50) 

エンジェル

すっかりご無沙汰してしまいました(^^;
うちもアニーが来年7歳になるので、老犬になった時の備えをしないといけないなぁと思います。脳や脊髄の病って分かりにくいですよね。いつも観察して変だなと思ったらすぐに対応しないといけないですね。

tenさんの所にやってくる次のワンちゃん、いつなのかなぁ〜もしかしてもう決まってるとか??
by エンジェル (2016-03-18 21:26) 

ten

エンジェルさま
ご訪問ありがとうございます!何かと滞ってるBlogです(苦笑)
アニーちゃん、もう7才になるんですね。早いですね〜。
神経の病気は症状が隠れやすい(隠しやすい?)ので、発見が難しいですね。検査するもしないも本犬には決められないから、やっぱり飼い主がしっり見てないとと思います。
どんな病気であっても、しっかりそのコのことを考えて後悔の少ない選択をする…結局はそうするしかないのでしょうね。
by ten (2016-03-21 08:52) 

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