富士山へ〜②須山口登山道樹林帯〜宝永第一火口縁 [山の日記]
富士山のつづきです。
9月1日。
水ヶ塚公園を9時に出発し数分で須山口に到着。
ここからいよいよ登山道です。
しばらくは樹林帯が続きます。
木々の間から明るい陽射し。傾斜もまだ緩やかで、ずっとこんなやったらいいのにな〜と。
自衛隊の演習場がそばなので、時々ドー…ンと大きな音が聞こえてきました。
樹林帯が時々途切れ出しました。
いい天気なのは嬉しいけど、陽射しが強くて暑い。傾斜もきつくなってきて、しんどい…。
11:37 三合目は第三火口分岐。
御殿庭中です。もちろん火口には行きません(笑)
樹林帯を抜けて、富士山の山頂が見えてきました。足元の砂礫でいよいよ歩きにくさ倍増。
右手に目を向けると宝永山。
まだまだ急な登りが続きます。
でも振り返るとだいぶ登ってきた〜。
12:24 山体観測装置
雲の流れが早くて、ガスで覆われたり晴れたりがめまぐるしい。
やっと稜線にたどり着いて…もうかなりやり切った感が高いです(笑)
正直もうヘトヘトでした。
でもまだ先は長い…
しかしこのダイナミックな景色を眺めながら歩けるのは、このルートならではかな。
12:57 第一火口縁
実はこの辺りで先行グループとかなり間が空いてしまってました。山小屋までまだまだあるし、あまりのんびりもできないし待たせてしまってる…
でもとにかく疲労感が半端なくて、お腹も減ってる。
結局その場にいた数名のメンバーで休憩取ることにしました。
先に行ってるメンバーは火口の底にいて、ワタシたちの様子は見えてるけどなかなか動かないのでしびれを切らせてしまいました。
泊まりの山行は何度かあるけど、グループ内でここまで間が空いた経験はなかったです。
それぞれの体力差が顕著に出てしまう山。
これが日本一の山ということでしょうか。
まだまだ先はつづく…
本日のたびくん。
すっかり朝は涼しくなってますが、散歩から帰るとやっぱりサーキュレーターの前に陣取ってます。
葉巻のように硬いおもちゃをくわえてます。
富士山へ〜①出発 [山の日記]
山登りというものを始めて7年目。
初めは見る山と思ってたのに、いつかは登ってみたい山に変わってました。
そう、富士山!
今回いつもの山登りメンバーと行く機会に恵まれて、チャレンジしてきました。
関西からやと富士宮ルートが一般的ですが、我らがリーダーは普通では収まらない(笑)
ワタシたちのスタートは須山口。御殿場口の開通に伴い衰退してしまい廃道同然だったルートですが、1996年に保存会が発足し整備されたルートです。
今回は水ヶ塚公園からすぐの須山口登山道?宝永山火口底を通って御殿場口登山道に入り、そこから山頂を目指します。
8月31日。夜行バスで京都を出発。
今回は登りは山小屋の少ないコースのため、はじめからお水もたくさん。なんとザックの重さが14kgΣ(゚д゚lll)
きれいな夕景とはうらはらに心配。
9月1日。
日本海沿いを台風が通過するとの予報で、初日は雨を覚悟してました。
でも…
おはよう富士山♪
車窓からご対面?晴れてる(⌒▽⌒)
8時前に水ヶ塚公園に到着。
標高1,450m。
ここで1時間ほど、高度順応も兼ねて朝ごはん休憩。
9時に公園を出発。
行くで??
まずは右下にある宝永山をめざします。
つづく…。
最近のたびくん。
朝の涼しさも定着さて、散歩が楽になりました。