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富士山へ〜⑦富士浅間神社まで [山の日記]

気がついたら10月!もう半分経ってしまいました(汗)
寒くて半袖では無理な日が続いた10月初め。そして最高気温30℃と夏に戻ったような陽気から一転して先週末からは20℃に満たない日が続いてます。そして雨…。
一番いい季節ですが、急激な気温の変化に体調を崩しかねません。気をつけないと!

そしてもういい加減に、富士山の記事もラストです。


9月3日。佐藤小屋での朝。
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素晴らしいご来光と、赤富士を見ることができました!
位置的に見れないと思ってたので、すごい感動?なんて美しいんでしょう。
新しい一日の始まりです。

さぁ富士登山もラストスパート。
北口本宮富士浅間神社まで歩いて下山です。

5時半に佐藤小屋を出発。
静かな森の中を歩きます。
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昔はたくさんの山小屋があった道。
富士講の人たちにはありがたい山小屋だったはず。
今ではすっかり朽ち果ててしまってます。

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向こうに見えるピョコんと三角の山が三ツ峠山。富士山がきれいに見える山ですが、三ツ峠山自身もきれいです。

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6:10 四合五勺 御座石神社。
富士講の人たちが掘ったとされる文字が岩に刻まれてます。

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6:44 三合目。

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まだまだ昔の面影を残した道が続きます。

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7:55 禊所。

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7:59 馬返。標高1,440mまで下りてきました。
ここにはバス停や駐車場がありますが、私たちは歩きです。
駐車場の奥から遊歩道に入ります。

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今回唯一撮った草花系・キイチゴ。
…お腹すいてるんかい!(笑)

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8:30 大石茶屋小屋跡。

佐藤小屋を出てから既に3時間が経過。
もうそろそろ森歩きも飽きてきた…( ̄∇ ̄)

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9:16 中の茶屋。
ここで小休止。かりんとう饅頭買っちゃった。美味しかった♪ 

さぁ、あとひと踏ん張り!

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ずーっと、こんな感じの道が続きます。
ここまで、ほとんど人に会いませんでしたが、何人か会った人の中には外国人の姿が。
よくこんな道をチョイスしはったなぁと感心しました。
こっから富士山登るんか…長いわ。

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そしてそして!
10:33 やっと北口本宮富士浅間神社境内に着きました?
小屋を出てから実に5時間…ホンマに長かった。よう歩きました。
さすがに足痛い。

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境内は登山者よりも普通の参拝者の姿の方が多かったですね。
とにかく無事に下山できたことに感謝してお参りしました。

このあとは近くにあるお風呂場を目指してまた歩き。もう上ることも下ることもない、アスファルトの平坦な道。
これがまた足が上がらんくて…。
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でもふと横を見ると、でっかい富士山が。
あ?昨日はホンマにあそこのてっぺんに登ったんや。嘘みたい。

そしてやっとお風呂に浸かって3日間の汗を流しました。ほっとした…。


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今回初めての富士山登山。
想像していた通りのキツさにかなり凹みましたが、一緒に歩いた仲間のおかげで無事に登山下山できました。みなさん、ホンマにありがとうございます。
やっぱり富士山は大きな山でした。
このしんどさを忘れた頃に、もう一度そいってみたいですね。


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最後に駅で食べた立ち食いそば。

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そして帰ったらたびくん?


長いことかかった、富士山登山の記録もやっと終わりです。
読んでくださった方、ありがとうございました。



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富士山へ〜⑥下山〜佐藤小屋 [山の日記]

9月中に富士山の記事を終えようと思ったのに…あと少しです。長くてすみません…。
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あれだけしんどかったのに、いざ下りるとなると淋しいもんですね。

11:40 さぁ、頑張って下山です。
下りは吉田ルートから。

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赤い石がゴロゴロしてて、下りこそ慎重に。

しかしもう登ることがないというのは、しんどいものです。ずっと上りしかなかったということは、下山も下りしかないということ。
それが足にくるんですよね。ちょっとくらいなら上りたい…いや、それもしんどいから平らな所を歩きたいと( ̄▽ ̄)
人間なんて、勝手なもんです。

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でもたまに振り返ると…空の青さが眩しい。

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落石のためでしょうか。こんなコンクリートの屋根のあるシェルターも2箇所ほどありました。
万が一の噴火したときの退避場所にもなるかな。

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ちなみに下山時はこんなカッコでした。
まぁここまでしなくてもよかったかもしれません(笑)でも大砂走りを下山する人は、確実にこのカッコが必要!

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14:24 六合目2,390mまで下りてきました。
アシ、ガクガク…。
ストックがなければ何回転んでたか…。普段は使わないのですが、今回は大活躍でした。

ここは吉田・須走ルートの登り口と下山口の合流地点なんで、すごく賑わってました。
ほとんどが、これから登るぞ!という若者たち。
…せいぜい頑張っておくれ…と心の中で(笑)

ここからじきに樹林帯に入り、

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経ヶ岳と言われるところを通って

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15:05 今夜の宿の佐藤小屋に到着しました。嬉しい…もう今日は歩かなくていい。
昨日小屋に着いた時も、同じこと思ったな…なんて。

この小屋にはワンちゃんがいるはず〜と楽しみにしてましたが、残念ながら病気療養中でいませんでした。
でも
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おしゃべりなインコさんと、可愛いうさぎさんが♪ 生き物がいるだけで、癒される♡

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そして〜こちらの宿の晩ご飯はお鍋でした!
やった〜嬉しい!
お腹いっぱい、いただきました。

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小屋前のテラスからの夕景。
美しかった…。実際見たら、ホントに感動しました。

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この小屋は入ってすぐの所にかまどがあって、その周りにはこれから夜間登山する人たちが休憩してはりました。
談話室も兼ねてるこの場所は、すごく居心地がよかったです。
テレビでは山番組の録画が流れてて、見たことあるものもありましたが、この小屋の特集番組もあって。何度か取り上げられてたんですね。
ワタシが知ったのは、『きょうのわんこ』でしたから(^_^)
家族経営されてるこの小屋。なんてアットホームな雰囲気。お母さんは親戚のおばちゃんみたいな感じで、口は決してよくないけどちゃんと登山客のことを見ててくれてます。愛情ある叱咤激励。お客さんとのやりとりも、見てて楽しかったです。息子さんもお話し好きなんでしょうね(^_^) お父さんはホントにさんも支えてくれてる感じがして。ホントに居てて気持ちよかったです。

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おお〜山頂目指してる人たちのヘッデンの灯りが!みんな頑張れ〜。

というわけで、富士山の記事はあと一回。


9月後半のたび
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23日ご近所で晴明祭と千両ヶ辻をやってたので、ぶらたびしてきました。

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パン屋さんでも、かしこく待ってくれてます。

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ぱんだよりノドカさんは、御所散歩の帰りにはなじろうとも時々寄らせていただいたパン屋さん。
リードフックもちゃんとあるのと、何より大きなガラス越しに待ってくれてる様子が見えるので安心して買い物ができました。
9月いっぱいでこの場での営業を終えて、1ヶ月後には二条城近くに移転されるそうです。
この場所、良かったからちょっと残念。 最終日にご挨拶を兼ねて訪問しました。
でも新しい店舗も楽しみです♪




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富士山へ〜⑤剣ヶ峰とお鉢巡り [山の日記]

富士山記事の再開です。
いよいよ山頂か?
小屋を出発して1時間半ほど。
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前日までの疲れが抜けきってないせいもあるのか、なかなかペースが上がりません。
イチ、二、サンでひと呼吸…と自分のペースでゆっくり進みます。
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足元は火山礫でやっぱり歩きにくく、転ばないように注意。
でも青空も見えてきて、下がり気味の気持ちが上がってきました。
しかしまだまだ先は長い…。
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ガスの中に埋もれたり陽射しに照らされたり。
冷たい風が吹いてきたと思ったら、雪が降ってきた!ひ〜寒いよ(>_<) もしかして初雪? 
すぐにやんだんで、初冠雪とはいきませんでした。
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山頂見えてきました…が、見えてからが長い(笑)
でも本当にあとひといきです!

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はぁはぁ。
この鳥居をくぐれば

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やったー\( ?o? )/
9:20 御殿場ルートの山頂3,710mに到着です!
よかった…たどり着けました。

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とりあえず無事に登頂できたので、浅間大社奥宮にお参りです。
この鳥居、今夏に76年ぶりに建て替えられたものなんです。どうりで綺麗ですね。

ホントは山頂郵便局から自分宛にハガキも出したかったのですが、事前情報で8月末に営業終了してました。ハガキを出したかったら、8月中旬までにもう一回来ないと…(笑)

そして
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いよいよ剣ヶ峰を目指します。

…あれを見た時、正直ワタシの山頂はここまででいいんやけど…と思いました_φ( ̄ー ̄ )
富士山の山頂は剣ヶ峰に登らなくてもさっきのところで山頂登頂と言ってもいいらしいので。

…でもでも!ここまで来たからには、行かないわけにはいかないですよねぇ。

というわけで、

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10:05 剣ヶ峰3,776m登頂しました!
日本一高いところーもうこれ以上登らなくてもいい!
第一の感想(笑)

はぁ…我ながらよく頑張りました。
ここまで長かった…。
一緒に歩いてくれた仲間がいたから、頑張れました。ペースは途中からバラバラでひとりで歩くことも多かったけど、上を見上げたり振り返ると見慣れたザックが目に入ったり手を振ってくれたり。励みになりました。
心配してた高山病にもならずに済んだし。

さぁ、これからお鉢巡りです。富士山火口壁を歩きます。
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火口は当たり前ですがすごく大きくて。
日本一の火山の火口の淵を歩いてるなんて、すごすぎます。
まだ雪も少し残ってました。下に見えるのは、何かの観測所かな。

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南アルプスや北アルプス、八ヶ岳も見えました。
これまであっちから
「富士山見えるー!」と言うてたのが、とうとうこっちから今まで登った山々を見てる。
感慨深いです。

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ぐるっと半周ちょいで、吉田・須走ルートの山頂に到着です。

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ここでちょっとひと休み。
グラノーラ+豆乳と、温かい甘酒いただきました。

そういえば吉田ルートの山頂はすごく賑やかでした。
ワタシたちが登頂した御殿場ルートの山頂付近に比べると、こっちの方が人も多いしお祭り感がありましたね〜。話には聞いてたけど、外国人ホンマに多かった。そしておそらく高山病でチーンとなってる人も多かった(笑)
もう夏休みの時期も終わってるし、富士山登山シーズンとしてもほぼ終わりなので、これでも人は少ない方なんでしょうけど。

休憩しながらウォッチングを30分ほど楽しんで、いよいよ下山です。

まだもうちょっとだけ続きます…。


最近のたび
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朝んぽで会う同じブリンドルのお友ワンちゃん。
ロッシーくんとはがっぷり四つ。
チョコちゃんは、一方的なたびの誘いにだいぶ慣れてくれてきてます。

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おうちではオモチャで上手にひとり遊び。

1才になって、ますます元気です♪




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富士山へ〜④わらじ館にて [山の日記]

富士山まだ続きますー。
9月1日の宿は七合目のわらじ館。標高は3,040m。
着いた時はガスで覆われ、雨も強くなってました。
本当に、こんな状況でもし泊まる宿がなかったらと思うと…わらじ館さんに感謝です。
同時に砂走館の対応はいい加減で腹立たしく思えます。
こんな山小屋があるなんて、ガッカリでした。

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夜ご飯はカレー。
富士山の山小屋といえば、カレーが定番。
寒い夜やったんで、温かい食事があるだけでありがたい。
標高が高いところでは食べ過ぎに注意と本で読んでましたが…おかわりしちゃいました。
ホンマに美味しかったです。ごちそうさまでした。

そして夜は20時消灯でしたが19時くらいには寝てたかな。
そうそう、ここでSpo2を測ったのですが、95%キープできてました。今回の山行で心配やったことのひとつが高山病。標高3,040mで頭痛も吐き気も倦怠感もなく過ごせているので(歩き疲れたのは別!)、まずまず高度順応できてるかな…。だいたいみんな70?80%台で、60台の人もいました。
平地なら死んでるー汗
深呼吸、口すぼめ呼吸大事です!

夜通し強い雨風で、一度目が覚めましたがグッスリ眠れました。
でも朝になっても雨は降ってる…残念ながら、
ご来光はあきらめでした。それどころか、出発もできるのか…?でしたが、朝ごはん食べてる間に幸い小雨になってきました。

6時半に宿を出発することに。
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なんとか天気はもちなおしました。
いよいよ山頂に向けて最後の頑張りです!

わらじ館の小屋番さんには大変お世話になりました。
決して口数は多くはなかったけれど、親切な対応に頭が下がる思いでした。

いよいよ(やっと!)次は最高峰?


本日のたびくん。
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今日は朝から雨模様だったので、散歩はナシでした。
「…つまらん。」


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富士山へ〜③宝永山火口〜わらじ館 [山の日記]

富士山続きです。
お昼休憩した宝永第一火口縁は富士宮ルートと御殿場ルートを結ぶ通称プリンスルート上にあります。(2008年に皇太子さまが登られたことで、そう呼ばれてます)
このルートは宝永山の火口底を通っていくのですが、ワタシたちもこのルートで行きます。

初めは底に向かって下ります。これまでずっと上り一辺倒やったんで、10分ほどですが嬉しい下り。そこで(底で)先行メンバーと合流。
お待たせしました…。まだここから宿まで3時間はあるので、頑張らないと!
そして底からは火山礫の歩きにくい道をひたすら上ります。強い陽射しに照らされながら、なかなか一歩が出ない…半歩ずつ進んでたと思います。きつい…。
写真を撮る余裕もなく、ひたすら上ります。

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あぁしんどい。
なんでこんなにしんどいんやろう…?
標高はまだ3,000mになってないから、荷物の重さが大きいかなぁ。日頃の運動不足も…。
先の方に見える仲間のザックが遠すぎて、差が縮まらない。いや、もう追いつこうとも思わないけどそもそもたどり着けるのかが心配。とにかく足を前に出すことだけを考えてました。

それにしてもすごい景色。
ここは日本…? 富士山って改めて火山なんやなぁと、それだけは全身で感じました。

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14:24 やっと稜線に出ました。
ここから宝永山へはすぐ。

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14:26 宝永山山頂に到着。標高2,693m。
1707年(宝永4年)に噴火した宝永山。さっき歩いてきた火口は長い地球の歴史にしたら、ほんの310年前に噴火したところやったんや…と思うと、すごく貴重な体験をしたんやと実感。

とにかく先へ急ぐ。
稜線を戻って御殿場ルートへ向かう方向へ。

やっとのことで先行メンバーと合流。
そこで耳を疑うようなことを聞きました。
なんと、宿泊予定やった砂走館が前日で営業を終えてるのでその日の宿泊はできないと!
たまたまT先生が到着が遅れそうなことを電話して発覚。もし連絡入れてなかったら、小屋の前で呆然とするハメになってました。
…てか、ナニそれ?
連絡入れてませんでしたかね?という対応やったようです。同じ系列の小屋がだいぶ上ですがやってるので、そこまで来てくれたら…ということやったのですが、みんな疲労困憊でとてもじゃないけど…。
結局、近くのわらじ館が急な要請にもかかわらず受け入れて下さることに。よかった…*\(^o^)/*

ということで、山小屋まで頑張って歩こう!
あと1時間半くらい…?

ここからは御殿場ルートの下りルートを少し歩いて上りルートへ。

…のはずでしたが。

なんと、間違えて下りルートのまま進んでた!

自分のペースでゆっくり歩いてたんですが、何気に振り返ってみたら下の方からワタシの名前を呼ぶ声。
「◯◯さーん、そこ下りやで?」
…Σ(゚д゚lll)
大砂走りやん〜どうりで砂が半端ないはず。
一歩進んで二歩下がるくらいの沈み方やったんで。でも今更戻るには進みすぎてた…。
おかしいな〜友達のザックを追いかけてたはずなんやけど。

それから5回くらい、「ここ、下りですよ。」と下ってくる人から言われました( ̄∇ ̄)
最後らへんは、「ここ、」まで言われて
「はい、間違えたんです!」と、みなまで言われる前に自分で申告(苦笑)

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あぁ、下りはラクそう…。

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そうこうしてるうちに、だんだん暗くなってきて風が冷たくなってきた…。
ヤバい。おねがい。もってくれ〜…
と思ってるうちに、とうとう降ってきた!
そして雷まで:(;゙゚'ω゚'):これには焦った…
その時、山小屋が見えました!
よ、よかった〜。
まぁあるあるで、見えてからが遠かったのですが、永遠につづくかと思ってた大砂走りの上りに終わりが近づいてることがわかってホッとしました。

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やっとのことでたどり着いた…と思ったら、これと違った(苦笑)
わらじ館はここからあと20分先。
その20分が、この日何度目かの永遠につづくかと思われた時間(笑)

そして
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16:30 わらじ館に到着!
よかった…着いた。
後で記録みたら、さっきの七合目からわらじ館まで15分でした。永遠の時間感覚って結構いい加減( ̄▽ ̄)

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濃茶色のゴローさんがこんなことに。

頑張りました…。

この日の標高差は1,700m。
こんなチャレンジ、なかなかできません。
励ましてくださったみなさんのおかげですね。

まだもう少しつづく…。



本日のたびくん。
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相変わらず散歩後はサーキュレーターの風に当たってます。





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富士山へ〜②須山口登山道樹林帯〜宝永第一火口縁 [山の日記]

富士山のつづきです。
9月1日。
水ヶ塚公園を9時に出発し数分で須山口に到着。
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ここからいよいよ登山道です。
しばらくは樹林帯が続きます。

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木々の間から明るい陽射し。傾斜もまだ緩やかで、ずっとこんなやったらいいのにな〜と。
自衛隊の演習場がそばなので、時々ドー…ンと大きな音が聞こえてきました。

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樹林帯が時々途切れ出しました。
いい天気なのは嬉しいけど、陽射しが強くて暑い。傾斜もきつくなってきて、しんどい…。

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11:37 三合目は第三火口分岐。
御殿庭中です。もちろん火口には行きません(笑)

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樹林帯を抜けて、富士山の山頂が見えてきました。足元の砂礫でいよいよ歩きにくさ倍増。

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右手に目を向けると宝永山。

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まだまだ急な登りが続きます。
でも振り返るとだいぶ登ってきた〜。

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12:24 山体観測装置
雲の流れが早くて、ガスで覆われたり晴れたりがめまぐるしい。

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やっと稜線にたどり着いて…もうかなりやり切った感が高いです(笑)

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正直もうヘトヘトでした。
でもまだ先は長い…
しかしこのダイナミックな景色を眺めながら歩けるのは、このルートならではかな。

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12:57 第一火口縁
実はこの辺りで先行グループとかなり間が空いてしまってました。山小屋までまだまだあるし、あまりのんびりもできないし待たせてしまってる…
でもとにかく疲労感が半端なくて、お腹も減ってる。
結局その場にいた数名のメンバーで休憩取ることにしました。
先に行ってるメンバーは火口の底にいて、ワタシたちの様子は見えてるけどなかなか動かないのでしびれを切らせてしまいました。
泊まりの山行は何度かあるけど、グループ内でここまで間が空いた経験はなかったです。
それぞれの体力差が顕著に出てしまう山。
これが日本一の山ということでしょうか。

まだまだ先はつづく…


本日のたびくん。
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すっかり朝は涼しくなってますが、散歩から帰るとやっぱりサーキュレーターの前に陣取ってます。

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葉巻のように硬いおもちゃをくわえてます。




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富士山へ〜①出発 [山の日記]

山登りというものを始めて7年目。
初めは見る山と思ってたのに、いつかは登ってみたい山に変わってました。
そう、富士山!

今回いつもの山登りメンバーと行く機会に恵まれて、チャレンジしてきました。
関西からやと富士宮ルートが一般的ですが、我らがリーダーは普通では収まらない(笑)
ワタシたちのスタートは須山口。御殿場口の開通に伴い衰退してしまい廃道同然だったルートですが、1996年に保存会が発足し整備されたルートです。
今回は水ヶ塚公園からすぐの須山口登山道?宝永山火口底を通って御殿場口登山道に入り、そこから山頂を目指します。

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8月31日。夜行バスで京都を出発。
今回は登りは山小屋の少ないコースのため、はじめからお水もたくさん。なんとザックの重さが14kgΣ(゚д゚lll)
きれいな夕景とはうらはらに心配。

9月1日。
日本海沿いを台風が通過するとの予報で、初日は雨を覚悟してました。
でも…

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おはよう富士山♪
車窓からご対面?晴れてる(⌒▽⌒)

8時前に水ヶ塚公園に到着。
標高1,450m。 
ここで1時間ほど、高度順応も兼ねて朝ごはん休憩。

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9時に公園を出発。
行くで??
まずは右下にある宝永山をめざします。

つづく…。


最近のたびくん。

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朝の涼しさも定着さて、散歩が楽になりました。



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滋賀県・伊吹山 〜月末に向けての練習 [山の日記]

先日11日は山の日でした。
せっかく休みなので、少し足を伸ばして滋賀県の伊吹山へ山登りに出かけました。

山友達のNさんを誘って、JRでゆるゆると。
2時間ほどで近江長岡駅、ここからさらにバスで15分で登山口に到着。

この3ヶ月ほど月一しかトレッキングしてないので、少々不安でしたが…
9:10 とりあえず出発。

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9:35 一合目。
ここまでは樹林帯で、すでに蒸し暑い。
ワンちゃんいた〜いつも会えるのが楽しみ♪
小休止していよいよ本番。

伊吹山はもともとスキー場やったんで、まっすぐ登ると木陰も全くなくてひたすら暑い。゚(゚´ω`゚)゚。 ときどき横道を通って影に入るとホッとします。
たま〜に雨がパラッときましたが、レインウェアを着るほどではなく蒸し暑い…。

11:00五合目
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ここから上りも急になります。
さぁ気合い!

しかしこんなに足元歩きにくかったかなぁ〜
上の方からは石かゴロゴロしてた記憶ありましたが、下の方も結構ゴロゴロ。道が掘れてるところも多くて、気が抜けない道が続きます。

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伊吹山は花の山でも有名。
山頂にはお花畑があります。
害獣防止の扉を越えると、登山道にも花が目立ってきました。
数少ない名前がわかる花のオニユリ。

12:25 山頂に到着!
…疲れましたヽ(´o`;
とにかく暑くて暑くて…水分あまり取らない方なんですが、今回は持参した1.2Lほぼ飲みほしました。
山頂にお店があるので、とりあえず飲みたかったこれ!

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伊吹コーヒー。
普通の牛乳にするつもりでしたが、ちょっと甘いのが欲しくてこっちに。
あ〜美味しい!沁みました。

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ひと心地ついてから写真撮って。

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お腹が空いてるのかどうかわからない状態…
結局白桃ソフトにしました。
おいしい…ちょっとシャリ感あって、少しお腹にもたまりました。
ちなみに山頂の気温は25℃でした。


しかしここのお店のおじさん、優しかった。
お店に来た人みんなに優しく声掛け、観光の人のカメラのシャッター押すのも気軽に。
他に3軒ほどお店あったけど、ここが一番お客さん多かったかな?忙しそうにしてはりましたが、なんて人がいいんや…。

さぁ、元気チャージできたのでここから下山です。
今回は疲労度と時間をみてバスか歩きか決めようということにしてたんですが、歩きで下山することにしました。
伊吹山自体は4度目ですが、歩きで下山は初めて。帰りの登山口からのバスの時間を考えてもちょうどいいかなと。

13:20 山頂出発。

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この日は曇りがちの天気で、山頂もガスに覆われたり晴れたりと不安定でした。
帰りも似たような感じ。
でも降りてくるに従って、蒸し暑さガスに戻ってきた…。

もうかなり下に降りてきたところで、こんな気持ち良さそうな光景。

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パラグライダーしてはりました。

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15:45 下山しました!
お疲れ様〜。

今回の山登りは、実は月末に予定してる富士山に向けての練習登山。
京都には標高1,000mを越える山がないので、家から日帰りできてそこそこ標高があるというと伊吹山になるんですね。
アップダウンがなくて登りっぱなし、下りっぱなしというのも富士山に似てるし。

しかし伊吹山でしんどい言うてたら、富士山どうなるんや…と不安になりましたが。
楽しみながら頑張りたいと思います。


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登山口で協力金300円を払ったら、バッチくれはりました。よく見たら、2017 山の日と印字されてる!この日だけの記念になりました♪




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北八ヶ岳~番外編 黒百合ヒュッテ [山の日記]

今回の八ヶ岳に行く話が出たとき、何がうれしかったって、
黒百合ヒュッテに泊まる行程になってたこと。

山登りを始めた頃に読んだ本や雑誌に載ってた山小屋は、当時本当に憧れで。いつか行ってみたいなーと思ってた山小屋の中でも、かなり上位に食い込んでた小屋が黒百合ヒュッテなんです。なので今回の山行は初めての残雪期で心配もありましたが、それ以上に楽しみでもありました。

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黒百合ヒュッテの談話室から炊事場をみたところ。ちょっと暗いですが、独特の雰囲気です。
写ってませんが、談話室の壁面はザック置き場と本棚になってます。

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晩ご飯はハンバーグ。ご飯とお味噌はお代わり自由です。
美味しくいただきました♪

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朝ごはん。ご飯をお代わりして一日に備えます。

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これから天狗岳に向けて出発するところ。

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天狗岳から戻って下山するまで時間があったので、お茶することに。
これ、絶対食べたかったんですよね〜嬉しい!

名物のコケモモカップケーキとコケモモティー。甘酸っぱいジャムが入ったカップケーキはめっちゃ美味しくて♪ がんばったご褒美にピッタリでしたよ。

そして、物欲を刺激するお土産も充実♪
毎度ですが手ぬぐいは絶対外せない。他は悩んだ末、実用品に絞って買いました(^ω^)

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ナルゲンボトル、スタッフサック、手ぬぐい、ジャムスプーン、ピンバッチです。クロップもかわいいなぁ〜と思いましたが、ちょっと値段を見て怯んだのと山カップもいくつあんねんということで。ナルゲンは八ヶ岳のイラストが入っててかわいい♪

長くかかってしまいましたが、これで北八ヶ岳残雪期山行の記録はおしまいです。


今日で5月も終わり。蒸し暑い日が続いて、昼間はクーラーを入れ始めました。これから当分は暑さ対策を万全にしないといけませんね。
あ〜早く涼しくなってほしいです(笑)
みなさまも、体調に十分お気をつけ下さい。


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北八ヶ岳〜⑤北横岳〜三ツ岳 [山の日記]

今週始めは30℃越えの日もあったのですが、この2〜3日は日差しは強くても風が爽やかです。室内で風が通ると気持ちいい。
朝の散歩は5時過ぎなので、肌寒いくらいです。

さて八ヶ岳もいよいよ最後の行程。

5月6日、ゆっくりな朝食を取ったあとに北八ロープウェイで山頂駅へ。
下界は曇りでしたが着いたら雨まじり~_~;
今回の山行で初めて冬用のアウターを来て出発です。
坪庭の遊歩道もすっかり雪で覆われて、前回と同じところとは思えない景色でした。

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前回来たとき、北横へはここから行くんよ~といいながら通ったところ。
この登山口から出発。
9時31分。

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けっこうズブズブの雪でしたが、森林に入ると踏み抜いたり凍結してるところでは滑ったり。
雨風もあって視界もイマイチ。最後にこれか~。

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北横ヒュッテを経て10時39分に北横岳南峰に到着。標高2,472m。
これを撮るだけで精一杯。先の北峰へ向かいました。

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当初の予定は北横の南峰→北峰→三ツ岳→雨池山→雨池峠→山頂駅の予定でしたが、
天候もこんなやし・・・三ツ岳は結構岩々してるので危険を回避して三ツ岳の手前のⅢ峰だけ行って往路を戻ることに。
写真でぼんやり見えてるのは三ツ岳のⅢ峰。これが鎖場もあって登りがいのある山。

山頂へは11時45分に到着。ここでスマホの容量オーバーというなんとも残念なお知らせ。
(先生が写真を撮ってくれはりました。)
とりあえず、ここで今回の一通りの山頂に足跡を残せました。うれしかったです!

下山も疲れがきてましたが、頑張って歩きましたよ。

13時に山頂駅に戻ってきました。

2日間いい天気やったのに、最後で悪天候。でもいろんな場面を経験できて、経験値が上がったかな?
初めての残雪期の登山、思ってた通りのしんどさでしたがそれ以上に楽しい山行でした。
たくさん学ぶこともあって、次に生かしたいですね。
せっかく雪山装備もそろえたので、またぜひチャレンジしたいです。
そんな話でもちきり~。

3日間一緒に歩いてくださったT先生、Fさん、ありがとうございました!



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おまけ。

帰りの電車で。JR茅野駅のお土産屋さんで見つけた、信玄餅のアイスクレープ。
おいしかった♪



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たびくん。おひげチョッキン中。意外と大人しくしてくれてました。
体重もとうとう13.2kg。でっかく育ってます!



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