ハノイとアンコールワット遺跡群 その7 アンコールトム [旅の日記]
いよいよ、アンコール遺跡群観光です。
9月23日、午前中はアンコールトムです。
まずは、アンコール遺跡に入場するために必要なアンコールパスを購入。
写真撮影をしたらパスに顔写真が貼られます。
ちなみにパスは2dayも3dayも同じ40$。
敷地内には野良ワンコもいっぱい。
ぞうさんは観光客を乗せるお仕事が。
アンコールトムはアンコール王朝最大の都城。
1177年に隣国によって王都が壊滅的な打撃を受けたことを教訓にして、
1181年に時の王ジャヤバルマン7世が城壁を兼ねた新しい城都の再建を始めます。
外周12kmの正方形の城壁に囲まれていて、中には仏教に纏わる建物が遺されています。
恥ずかしながら、今回のカンボジア行きが決まって初めてアンコールトムを知りました(汗)
1992年に世界遺産に登録された「アンコール遺跡群」の中のひとつで城砦都市。
アンコールワットは寺院なんですね。
南大門から城内に入ります。
南大門の濠に架かる橋の両側には蛇神ナーガ、それに神々と阿修羅が左右に並んでいます。
確か、向って右側が阿修羅で左が神さまやったかな~。
アンコール遺跡群は、様々な国の援助で保存修復が行われています。
日本からも政府と上智大学を中心とするチームで協力しているそうです。
でもまだまだ修復には時間がかかりそうです。
敷地内のワンちゃんを気にしながら、バイヨンへ向います。
バイヨンはアンコールトムの中心に建てられた仏教寺院。
庶民の生活を描いた第一回廊と、
ヒンズー教の神話や伝説を描いた第二回廊の二重の回廊に囲まれてます。
左:クメール軍の行進(だったはず^^;) 右:戦いに負けた人がワニに食べられる(!)
すばらしいレリーフが延々と続きます。
みんな表情が豊かでおもしろい。
赤い帽子を被ってらっしゃるのが、ガイドさんです。
上部のテラスに上がると、四面体の観音菩薩像が現れます。
長年の風雨にさらされたり、あるいは破壊された部分もあって、年月を感じます。
どのお顔も少しずつ表情が違いますね。
この像がいちばん保存がいい状態のものだそうです。
「クメールの微笑み」と呼ばれている観音菩薩像。
何ともいえない優しいお顔に囲まれた、不思議な空間です。
建物の中では、仏様を祀られてる方が。
お賽銭?をすると、手首に赤い紐を巻いて祈ってくださってました。
バプーオン。
11世紀中ごろに建てられたヒンズー教寺院です。
「隠し子」という意味の名前なんですよ。
ビミヤナカス。
10世紀後半に建てられたヒンズー寺院。
「天空の宮殿」の意味があるそうです。
天界の中心であるメール山(須弥山)をかたどるピラミッド型ですが、
大部分が崩壊しています。
象のテラス。
約300mに渡って象の浮き彫りが施されていることから、この名前が。
閌兵用に作られたこのテラスは、東側に続く勝利の門へと一直線に
行進用の道が延びています。
このテラスに象を横付けして王様が象に乗ったんですって。
象の浮き彫りがかわいい。
ライ王のテラス。
この王様はレプリカです^^;
三島由紀夫の戯曲でも有名なんだそう。
午前中の観光だけで濃い濃いものでした。
まだまだ続きます~。
はなじろう、まぶしそう。
アンコールワットの遺跡群に行って見たいです。
by barbie (2011-10-24 08:01)
barbieさま
わたしも、いつか行ってみたい場所のひとつで、念願叶いました!
是非、肉眼でご覧になっていただきたいです。
by ten (2011-10-25 05:15)