ARK(アニマルレフュージ関西)見学へ [犬の日記]
秋晴れの爽やかな日曜日だった昨日、
大阪府豊能郡能勢町にあるNPO法人アニマルレフュージ関西へ見学に行ってきました。
メンバーは、歩こう会の4人のうち3人。
歩こう会の番外編~。
想像通りの山の中をどんどん進み、道もどんどん狭くなり~ARKに到着です。
車を下りた途端にたくさんワンちゃんの声がお出迎え。
敷地内に入ってすぐそばには川が流れてます。
よく見るとあひるが二羽。
保護されたあひるさんなんですって。
事務所で簡単な説明を受けたあと、スタッフの方が敷地内を案内してくださいました。
ところ狭しとケージが並んでますが、ひとつひとつのスペースはとてもゆったりしています。
保護されたコの性格によって、一匹ずつやったり数匹同じケージに入っていたり。
山の傾斜沿いにもケージがこれでもかと建てられて、
上に行けば行くほど今にも飛び出しそうな勢いのワンちゃんが。
みんなかわいい。
山の中腹から望んだ光景。
左手前の三角屋根が、ARKの創設者であるエリザベス・オリバーさんのおうちです。
猫のケージにお邪魔しました。
犬は必ず毎日散歩が必要なので、スタッフさんはどうしてもそちらに手が取られてしまう。
猫が遊びたそうにしていても手が回らないのだそうです。
なので、猫ちゃんと遊んであげてください~・・・と。
一緒に訪問した二人は猫飼い歴があるので、扱いも慣れてます。
ワタシは普段10kgの筋肉のカタマリを抱っこしてばかりなので、
軟体動物のようなしなやかな動きにどうしていいかわからず・・・汗
でもみんなフワッフワで、ほんとにきれいにしてもらってて、
ここにいたら安心~ってカオしてました。
ひと通り案内してもらって、一旦事務所に戻ってきました。
スタッフ犬のガッちゃんです。
と~っても人懐っこくて、とってもカワイイ!ワタシのカオをペロペロなめてくれました。
シッポもおカオも動きが早くてブレブレ^^;
この後も、敷地内を自由に見学させていただきました。
2頭の子犬とレトリバー系の雑種とシェパード系の雑種が同じケージに。
みんな仲良し。かわいい。
指をペロペロなめてきた。
となりのケージにはエリザベスをつけたワンちゃんと、よく似たワンちゃんが並んでこっち見てた。
一旦敷地内を出て山を登り、裏側へ行ってみました。
元気が良すぎるワンちゃんは、散歩から帰ったあとドッグランでしばらく自由にしてるそう。
まさしく天然のドッグランで縦横無尽に走り回ってる。
「明日こそこの壁を越えてやる~~」
って言ってそうな。
ねこ鍋 その1
ねこ鍋 その2
さて何匹いるでしょう?
やらせでない、ねこ鍋を見るのは初めて。
安心しきってるね~。
2時間ほどゆっくり見させていただきました。
途中で偶然オリバーさんにもお会いして。
スタッフの方と和やかに会話。
散歩から帰ってきたワンちゃんに優しく声かけされてました。
ワタシが写真を撮ってブログに載せてもかまわないか尋ねると、
「もちろん、どうぞどうぞ載せてください。」と言っていただきました。
ケージの中のどのコもみんな、「かまってかまって~。」と声を出したり眼で訴えたり。
本当にかわいいコたちばかりでした。
人間の勝手で飼育放棄されたコ、東北の震災で被災したコもいました。
『公園で捨てられていた』と書かれたカードのかかったケージには、
ひどい皮膚病の小型犬が震えていました。
初めはあまりの数の多さに圧倒され、かわいそうで見るのが辛い・・・と思いましたが、
ここにいるコたちは、きちんとケアされて大事にされています。
保健所のガス室で苦しんで死ぬ運命やったコが、命を救われてここにいる。
幸せなんですよね。
でも、やっぱり自分だけを愛してくれる優しいオーナーさんが現れてくれたらもっと幸せでしょう。
震災で預かりの数頭のコ以外はみんな『里親募集中』。
定期的に、大阪と神戸を中心に譲渡会が開かれてます。
この日は日曜日ということもあって、
ボランティアさんが何人か来られて自分の気に入ったコを散歩されてる姿も見かけました。
自分の家で飼うことはできないけれど、
そのコのスポンサーという形で面倒をみてあげることもできるようです。
どのコも一日も早く、里親さんが見つかりますように・・・。
帰り際に車に乗り込む前、振り返ると一匹ジーッとこっちを見ていたワンちゃん。
また行って、何かお手伝いできれば・・・と思いました。
わんこたちにはとっても
過ごしやすい季節に突入してきましたね^^
ARK様に行ってこられたんですね~
私もいろんな報道をみて
一度 行ってみたいなぁと思っていたので
興味深々で読ませてもらいました。
わんこもにゃんこも大大好きですが
なかなか 表だってボランティアとか
出来ないし やったこともありません。
本当にみなさんの活動に頭がさがります。
今は ありすの余生を
いかに幸せに快適に暮らさせてやれるかばかりで
頭がいっぱいですが
自分に もう少し余裕が出れば
まわりの子たちにも
気持ちをもっていけるかなと思うのですが・・・
1頭でもたくさんの子達が
幸せになれますように・・・
by ありす (2011-11-29 05:53)
ありすさま
ワタシも、以前から雑誌やテレビなどで拝見して興味はあったのですが、
今回見学が実現しまして行ってきました。
こんな田舎に外国人であるオリバーさんがよく施設を作ってくれはったなぁ、
と・・・本当にアタマが下がります。
スタッフやボランティアさんも本当によくお世話をされていて、
かわいそうやかわいいだけじゃ務まらないこともそばで見ていて
よくわかりました。
動物はモノじゃない、感情のある生きものです。
動物を飼ってる人もそうでない人も、みんなそのことをわかっていれば
こんなに保護の必要なコたちが増えることもないでしょうに・・・。
ありすちゃんは大事にしてもらって幸せですよ!
by ten (2011-11-30 00:16)
バイクブログの友人が施設に時々遊びにいってるとブログに書いていました。
動物を飼うということの責任の重さを痛感します。
by barbie (2011-12-01 14:30)
barbieさま
そうなんですね。
バイクで来るにはいいかも~狭い道多いし。
この日も、家族で見学に来られてる方もいはりました。
生き物を飼うのは責任を伴います。
そのことを多くの人に認識してもらいたいです。
by ten (2011-12-02 01:12)
はぅ〜。今日、この話を聞くのを忘れてましたっ!
tenさんの行動力にいつも本当に頭が下がりますっ!!
by kura (2011-12-05 00:06)
kuraさま
そうそう~行く前から話そうと思いつつタイミングが合わず・・・
また次の機会に!
by ten (2011-12-05 15:24)